津屋崎本会 錬修会 2010.12.12

今日は公園でまず軽い朝食をとりました。話は昨日のK-1から格闘技の方へ…
滴水先生 『そういえば私、総合格闘技って一体何なのか、何年ものあいだ分からなかったんですよね(笑) K-1とかは見ればキックボクシングかなってのは分かるんだけど』
エイカン 「総合はルールによってかなり違いますからねぇ。一般的には打撃も寝技(締め・関節技)もアリなものを指す感じでしょうか。ところで太極拳にもそういうのはあるんですか?」
滴水先生 『地面でのもつれ合いになる前に勝負をつけないと、現実的にはリスクが高いです。それでも倒れた(倒されそうな)時の技として、太極拳と一緒に伝わっている狗拳(ぐけん)の中にそういうのがありますよ』
というわけで、朝イチは実技講習からとなりました。
◆早朝錬修会 in 公園…滴水先生・番長さん・レタスさん・CORINさん・私エイカン
 ・狗拳ほか
 ・基本式
 ・入門講座 擠、按
 ・雲手、[才闌]摧手
滴水先生 『まず低い姿勢で相手の軸足を刈りにいく場合からですが、これは避けられたら即不利になります。なので、すかさず2撃目で転ばす…と、こんな感じですね』
滴水先生 『蹬脚も相手に掴まれたら、そのまま倒されかねませんから2撃目を入れにいきます。受ける方はそれを食らわないように…こんな感じですね。こういうのは、返し技の返し技…と連続でいっぱいあります』
滴水先生 『ついでに関節技ですが、曲げ方向によって脱臼と骨折とし易さが違います。一般的には逆関節の方がイメージが強いかもしれませんね。そして技を返す場合はこのように…で、そのまま相手を崩してしまいます。極まった後じゃ返すのは無理です。タイミングが大事ですね』
一通り地面を転がって(公園ならではです)その後は、番長さん(このあとスグ仕事だそうで)に拳士講座、CORINさんに入門講座、レタスさんと自分で雲手、[才闌]摧手を行ったところで公園の部は終了。
現在、拳士(補)の先輩方は軒並みご多忙なのですが、意外にも早朝練習は初級組で盛り上がりをみせています。初級者同士だと先生に質問もしやすいですし、貴重な時間だと思います。
◆体育館の部…滴水先生・ジーシャさん・レタスさん・CORINさん・私エイカン
 ・八段功
 ・基本式 気功型
 ・九星式 金剛搗碓-双按 まで
滴水先生 『八段功は太極拳とは別伝で健康を主な目的とした気功法です。気功法は身体の健康だけでなく精神面でも効果があり、心の病気にも有効です。その中で武術に有効な部分を抜き出して活用することも出来ます。イイとこ取りで(笑)』
こういう流れで、今日は基本式も気功メインの形で行いました。
滴水先生 『金鶏独立では大きく手を広げて、百会(ひゃくえ:頭頂のツボ)を開いて…』
自分は福岡分会の時に教わったように、脚をいっぱいまで上げてギリギリまでカカトを引き付けて(キツさ3倍)頑張っていたのですが、、、気功の時にはこんな風にはしないのだそうです。
滴水先生 『上級者は別として、初級のうちは体のキツさに意識が奪われると呼吸がおろそかになります。まずは無理のない姿勢でシッカリと呼吸を意識するようにしてください』
九星式は双按までを通した後に、擠・按の腕や指の使い方を重点的に教わりました。
滴水先生 『ヒジから手首・指はしなやかに、風にそよぐ葦のようなイメージです。まぁ、擠・按は呼吸も含めてカナリ難しい技法ではあります。それと、擠・按は呼吸法が特殊なためイキナリは行わないようにしてください。雲手など自然呼吸の動作を練習した後でするようにして下さい』
滴水先生 『按はイキナリ掌でポンと打つのではなく、手が相手に接する順番や力の出るポイントというものがあります。擠ではそのポイント(力の通り道)を重ねたり、あるいは自分の掌越しに打撃することで、より大きなダメージを狙います』
滴水先生 『指にもそれぞれに意味(役割)があります。90度方向の動き、「気」を出す、力の中心、捻り…という具合です。薬指は小指の補助ですね。あと指にはバックアップ機能があります。親指だけは他の指で補うことが出来ませんが、例えば人差し指がダメになると中指がその代わりを務める、といったことが出来ます』
滴水先生 『動作で指をグッと張るところ、そしてフッと緩めるところがありますが、緩めると自然に腕が上がる感じになります。「上がる」というか、力を抜いて水面に浮き上がるような感じなんですが、この感覚は雲手その?にも通じているんですよ』
雲手…いきなり話が飛んだ気がしてスグには理解できなかったのですが、
滴水先生 『腕を水に浮かべた感じでって教えたでしょう、それのことです。雲手その?はただ単に「腕をその高さまで上げてガマンしなさい」ということじゃないんですよ』
そこにつながっていたとは!でも自分の雲手はまだまだ筋肉痛との闘いです(汗)
滴水先生 『力を込める・抜くということに関連して、最初は100:0で練習しますが、当然のことながらこれには段階があります。なので習熟度(段階)によって同じ技の型練習でも形が変わります。これを5段階に分けて学ぶのが五霊太極拳法です』
滴水先生 『最後に、指先を使った危険な技法(穿掌など)がありますが、そのための指の鍛錬は不要とします。そういう技法が必要な時は一生に一度あるなしですし、もしそうなったら指の骨折云々よりも生還することが第一ですから。ただ、そういう事態が2度も3度も起こるようでは「そもそも人生が間違うとる!」ということになります。私の先生(日高先生)は更に厳しい表現でも仰っておられましたが、そういうことです』
今日を含めて最近は擠・按を教えていただく機会が多かったのですが、教わるほどに難しさを感じます。時間はかかりそうですが、日々練習しようと思います。
本日もありがとうございました。皆さまお疲れ様でした。

One Response

  • 師父の言葉は、
    「挿沙」(八卦掌の付録)は指尖を凶器にできるが、まともな人には不要。突いたら折れるぐらいでちょうどいい。痛い思いは相手と分かち合え」
    です。
    でも、ドジな私は普通に錬修で折ってました。

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