久々に続きをアップさせて頂きます。
(当時は帰宅してから必死に思い出しつつメモを残していましたが、かなりテンパっていたこともあり、モレや記憶違いも多々あると思います・汗)
入門初日は、まず見よう見まねで八段功・基本式等を行った後、入門講座ということで個別に指導して頂きました。
参加自体は2回目ですが、やはり八段功の段階からキツかったのを覚えています。
動作がユックリなのはありがたかったのですが、低い姿勢の時もユックリで…
もう第八段が終わった時には一人で息を切らしていました。
基本式では、片脚立ちをしていたことと、歯を食いしばっていたことしか覚えていません。
ここ数年間運動らしい運動をしていなかった自分には、ここまででもうだいぶイイ運動になっています。
(↑コレは無理して姿勢を下げたための自爆であったことが後に分かりました)
でも同時に「じゅ、準備運動でこれだけキツいなら、こりゃ頑張ってれば地力がつきそうだ」という感じもありました。
まぁ見よう見まねなので、何の形にもなってはいませんでしたけど…
そして入門講座へ。
滴水先生 『ウチでは最初に大事なものから教えます。これらは「基本」という位置づけではありますが、この先色々と学んでいく中でも、今から教えることはとても重要になってきます。そのくらい大事なことです。いいですか』
いきなり予想外の言葉で、先生の意図されていることまでは分かりませんでしたが、「とにかく一言一句もらさず聞こう」と気合を入れ直します。
・立正式 (気をつけに近い姿勢。意識を統一してまっすぐに立つ)
・渾元式 (休めに近い姿勢。身体を緩めて備える)
・中定歩・四六歩 (基本の構え方)
・金鶏独立望雲勢
・摟膝拗歩
・倒捲肱(倒捲紅花)
・雲手?外纏・内纏 (攻防の基礎となる腕の使い方)
・衝捶 左順歩・右拗歩 (半身に構えて前手・後手での突き)
一通り習い終えて初めて「基本式はこうやってたのか!」と分かりました。
そして「これがマトモに出来なければ先の技は無いってことだな」とも思いました。
滴水先生 『今日教えた中でも雲手と衝捶は基礎錬功として非常に重要です。これだけは必ず毎日やってもらいます。これは私とエイカンさんの約束です。最初は教えた練習法を厳密に守ってやって下さい』
滴水先生 『あとはとにかく主体性が大事です。忘れないで下さい』
主体性…今の自分には自主練を頑張ること位しか思いつかないけど、とりあえず練習材料はもらえたわけだからシッカリ復習しておこう…そんなことを思いつつ、錬修会は終了となりました。
錬修会後は、またまた「対練では、あの、ぼ、防具とか使ってもいいんでしょうか」等の腰の引けた質問をしていた記憶があります。。。
滴水先生は笑いながら 『何にしてもまずはちゃんと突けるようになることからです。それが出来なきゃ相手の突きを捌くことなど到底ムリです。だからまずは衝捶をシッカリ練習してください。では、また来週』 と仰って帰ってゆかれました。
初日はこのような感じでしたが、改めて振り返ると…入門当時は先生にひたすら不安を訴えていたように思います。
今になって「自分はあの時先生に何と言って欲しかったんだろう」と考えてみると、恥ずかしさでいたたまれません。(そう思うと入門の許可を頂けたことも奇跡に近い気がします)
う、唐突に。以前のやつの続き?
タイトルがin福岡では、福岡分会でのことと勘違いされそうですよ。
唐突ながらそうです、書いておかないと自分の中でのつながりが整理できなくなってきたもので…
確かに福岡分会が再起動した今となっては「in福岡」は紛らわしいですね、新しく考えて訂正します。