お盆の早朝錬修会も今日が最終日です。
さすがに疲れがたまってきたようで起きるのが辛く、リポDを飲んでの参加となりました。
昨日の教訓を活かして、夜明けの少し前に到着。
滴水先生は 『夜明け前の山の稜線の空、この美しさは何とも言えないねぇ』と仰っていました。
確かに夏の曙には、春のそれとは違った一種の鮮烈さのようなものがあって趣深いと思います。
ところで…日の出前の公園で、先生が何かをご説明されている時に、ふとワタクシの後ろに視線を移し、そのまま何かを目で追いながら終いにはアサッテの方を向いてしまわれました。
もちろんその方向に人は居ませんし、なにせ場所が場所(霊の…いえ例の公園)です。
冗談でもソッチ系は勘弁してくださいぃぃ…と半ば引きつった顔で固まっていると、
滴水先生 『あーゴメンゴメン、感覚が澄んでくると自然の色んな音や生き物の動きが気になって、鳥とかを目で追っちゃう時があるんだよね、わははっ』
っだぁぁ、何だそうでしたか…てかそう言うのは先に言っといてください!(笑)
そんなこんなで、本日のメニューはこんな感じでした。
・八段功~基本式・蹬脚
・水[才干] 定歩・上歩・退歩
・八閃
・朝天鐙(大圏式・双圏式)
・三十六式対拳(攻・守)
・九星連環式
・衝捶
・雲手
・引進連環歩 2種
・十三勢二十四式
九星式は本当は単式(1種類を連続)が良いのでしょうけど、時間が少ない時などは連環式で一通り行えると便利な気がします。
今日はゲートボール用のラインテープを目安に方向をチェックしながら行いました。
今までも方向・角度は意識はしていたのですが、自分の場合かなりシビアに意識しないと簡単にズレていってしまいます。難しいです。
あと、最近また膝が痛む時があるのですが、そのあたり十三勢二十四式は負担が少なくてありがたいです。膝が前に出過ぎないよう注意してるつもりではあるのですが…
それにしても今日は珍しくほぼ無風だったため、7時過ぎには水2Lがほぼ無くなっていました。
(コレだけ飲んでもトイレは不要でした。その代わり頭から靴まで汗で濡れていました)
また、今日は珍しくハチが頻繁に威嚇してきたため木陰から追い出され(暑)、蚊の軍団も「プウ~ン」「文武~」としつこく纏わりついてきて、何か自然との格闘が、というか逃げ回るのが大変でした。
こんな調子で条件的には最終日が一番大変でしたが、お盆の早朝錬修会も無事終えることが出来ました。
(早朝錬修会…というか、滴水先生にはいつもお昼前後までご指導を頂いていたので、実質は半日錬修会になっていました)
この数日間は、毎週の錬修会に置き換えて考えると、2か月分かそれ以上の内容があったと思います。
精神的な部分も含めジックリとご指導頂いたことで、充実した時間を過ごすことが出来ました。
お忙しいなか本当にありがとうございました。
お疲れ様。
というか、私は立ち合ってないですよ。生き霊を見たのかな?暑さで(笑
いや、遠方から来てくれるのに申し訳なかったです。
錬修の痕跡は確認しましたよ。
今のところは無理せず二十四式と軽めの九星式をメインにしてよいですよ。他の錬功は余裕のある時に少しずつで。
この2ヵ月分のは、十代の頃の私が一つずつじっくり一年かけてぶち込まれた内容なんですから。
少し詰め込み過ぎたかもしれません。
私も少し工夫してみましょう。目下、錬修会についてもいろいろ考えてみてます。
自然の猛攻から逃げ回った痕跡が…お恥ずかしいです(笑)
記事のボリュームに余裕がある時は、別日のエピソードで書ききれなかったも入れていきますので。
え…それが生き霊だったかもってことですか!?(笑)
滴水先生の修行時代は、一つのことがある程度シッカリ形になってから次に進む方式だったのですね。
今は「新しい」方式で教えて頂いている、ということで、大まかに形が出来るのは今のやり方の方が断然早いと思います。
後はそれを身にしていく方法をどう工夫して日々練習するかですね。「色々知ってますがどれもハンパでして」とならないように…(汗)
いえいえ、
>>一つのことがある程度シッカリ形になってから次に進む方式
というより、まだガキでしたし馬鹿でしたし。
さらに、当初の日高先生のネライは、ただ御自分の推手相手の確保にしかありませんでしたから、最初の半年ほどは、基本式と雲手(内纏雲手/第一法)と金剛搗碓(朝天鐙)だけしか教えて頂けませんでした。
そうそう、推手の位置づけが門流によっていろいろあるようですが、私には裏付けのある強い信念がありますので、当門の推手について後で書いておこうと思っています。
いつの時代も推手相手の確保は大事なテーマということですね。
推手についての記事、楽しみにしております。