錬修会 2010.8.29 の記事の予定でしたが…

今回は私エイカンの自宅がボヤ騒ぎになったため、錬修会に参加できませんでした。
火事の原因は 「古~い扇風機からの出火」です。
土曜日、2階のリビングで家族一同夕食をとっていると、一瞬照明が瞬いた後、人の居ないはずの自室(同じく2階)の方からガタンと物音がしました。
「まさか泥棒か?」と弟が立ち上がり、リビングのドアを開けると…何と廊下が黒煙で満たされているではないですか! 「火事だッ!!」
弟を追いかけるようにリビングから飛び出すと、消し忘れの扇風機が燃え上がっているらしい炎が黒煙の向こうに確認できました。(自室のドアは開けてあったので見えたのです)
おそらくガタンという物音は、扇風機の羽根の部分が燃え尽きて鉄格子部が床に落ちた音だったのでしょう。
この時点では実際どのくらいの規模で炎上しているかまでは分かりませんでしたが、とにかく家中に黒煙が充満して、もう身をかがめなければ数m先も見えないほどの視界しかありません。
煙の感じからすると、炎が部屋全体に燃え広がっていてもおかしくないと思えるほどでした。
こうなると避難したい方向が安全なのかどうかさえ不安になるうえ、考える間に息をしようとすれば咳き込んでしまうという状況でしたので、住み慣れた我が家から外に出ることさえままなりません。
それでも何とか家族全員で脱出後、弟と消火器を持って家の中に戻り、視界がほぼ無いなか息を止めて突進し、念のため消火器を2本ほどブチまけてやっと消火を確認できました。
それでもしばらくは黒煙が止まらなかったので、再燃しているのではないかと心配でした。
さて煙も落ち着いてみると、熱の影響でエアコン・天井の照明・ギター等は無残に変形していましたが、燃えたのは扇風機と床・オーディオ・TVの一部程度でした。
それでもあれだけの黒煙に伴う油性のススは家中の天井・壁・床にビッシリとあり、自分の部屋は消火器2本分の消化剤で一面ピンク色に染まっていました。
間もなく消防が来て現場検証も終わると、家族全員で妙にキビキビと床と寝具だけは突貫の大掃除を行いましたが、直後に猛烈な疲れが襲ってきました。
さっきまでの変な元気さは、やっぱアドレナリンが出てたんだろうねと言い合いながら、その日は全員泥のように眠りについたのでした(何とか寝る前に雲手と衝捶だけはやりましたが)。
それにしても、押入れの中のものにまでビッシリと付いた油性のスス(拭くと汚く伸び広がります)と、自分の部屋のあらゆる物に積もった消化剤の掃除はハンパないです。
特に本等は拭くことも難しいですし、また消化剤のピンク粒子は部屋中の全隙間・各家電その他物品の全穴にも容赦なく入り込んでいて、これまた際限なく出てきます。。。
正直、もう2度と火事の後始末はしたくないです。
もったいないからと古い扇風機を使い続けたのは愚かでした。
この記事は当会の活動には関係のない内容でしたが、護身や心構えの話ということで(?)UPさせて頂きます。
今回はご迷惑・ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。皆様はお気をつけ下さい。
※懐中電灯や消火器などの緊急用品は、日頃から「邪魔だなァ」と思うくらいの存在感が無いと、パニックの中では思い出せない可能性が高いです。
※消火器の実戦は、多量の黒煙で視界がきかず息も出来ないなか、更に10m先に進んで使うという想定が必要です。訓練では、屋外&炎だけ&煙ナシですが、屋内ではまるで状況が違います。

2 Responses

  • エイカンさん、
     本当に大変なことでしたね!
    メールで一報はいただきましたが、あらためて報告を挙げて頂いて今更ながらに驚いています。
     それでも、御自身も御家族も御無事で何よりでした。
     古い扇風機の火災の危険性については、この夏の始め頃にそういう指摘の報道があったらしく、私も母から言われて新しい扇風機を買ったのでした。
     ですから、ドキッとしましたよ!
     このレポートをブログに挙げてくれたのは、正解です。いろいろ貴重な示唆を含んだ内容だと思います。
    "If it can happen, it will happen."
    「起こる可能性のあることは、いつか実際に起こる。」という、マーフィーの法則を思い出しましたよ。

  • ありがとうございます。
    出火のタイミング次第では、大火傷や家屋半焼じゃ済まない事態も十分あり得たと思われます。
    私もあの「時限発火装置」は買い替えるようにと母から言われていたのですが…言うことを聞くか聞かないかで明暗が分かれました。。。

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