錬修会 2010.11.28

本日は滴水先生・番長さん・九章さん・安愚楽さん・ジーシャさん・レタスさん・私エイカンの7名でした。
 ・八段功
 ・基本式
 ・斜行雲手 外纏・内纏・棍くぐり
 ・十三勢二十四式
まずは八段功の呼吸について。
滴水先生 『皆さんまだ呼吸が意識できていませんね。気功法では、動作に合わせて、息の吸い始めから吸い終わりまで、ユックリと一定の速度で行うのが基本です(吐く場合も一緒)。動作だけがユックリ一定でも、体が欲するまま最初にパッと息を吸って、後は吸ってるかどうか分からないというようでは、気功としての意味をなしません。』
滴水先生 『動作に合わせて等速で息を吸い(吐き)続けるには訓練が必要ですが、これを意識してコントロール出来るようになると、次は呼吸に動作が合ってくるようになります。そうして内功が練れてくると打撃の威力も上がってきます。ただ、今やってる八段功は「武功」ではなく「気功」ですからそこは間違えないように。腰を深く落として足腰を鍛錬したければ別メニューとしてやりましょう(笑)』
滴水先生 『それと八段功の形でストレッチも出来ますが、それもまた気功とは別物です。気功法としては筋を伸ばす目的はありません。第六段の前屈でもヒザは「曲げなさい」です。八段功の各動作は、色んなものが体内を流通しやすいよう、ものすごく深く研究して作られた形なんです。本当に凄いものなんですよ』
自分の肺の容量と息を吸うペースは少し解ってきた気もしますが、まだまだ先は長いです。続いて基本式。
滴水先生 『狼頭・豹頭というものがあります。眉間にシワを寄せて獲物を狙う狼のような感じを狼頭と言い、無邪気に獲物をいたぶり殺す豹(山猫)のように額(眉間)が開いた感じを豹頭と言います。内から外へ開く動作のものは基本的に豹頭の技ですから、倒捲紅は豹頭になります。頭や顔はこんな感じですね』
倒捲紅は豹頭なのは意外でした。自分の場合、倒捲紅で相手を気合いで押しとどめようとすると、どうしてもオオカミ顔になりがちです。(というか倒捲紅に限らず、自分の場合は全部狼頭になっているような…基本が羊頭だから(!?)でしょうか・汗)
順身掌では一人ずつ先生に動作を見て頂きました。ポイントは「集中」と「脱力」。
日頃から意識していたつもりではいたのですが、『動きを速く連続3回』と言われてやってみると、注意点を意識するヒマがなく動きはメタメタに…
個人的にはまだジックリと行う練習をメインにしていますが、速く動くと自己チェックが難しいため、どこが崩れてくるのかを指摘して頂けるとまた励みになります。
滴水先生の順身掌用法実演では受け役をさせて頂き…受け役はまぁ、どう転んでも恐いのですが、何と言うか決して「速く」も「強く」もされていないのに「一瞬パニックに陥れられる」という恐怖感は独特のものがあります。(エッ!?と思った一瞬に体が固まってしまうので何の防御も出来ません)
いま自分が同じことをやろうとしても…力を抜いた途端相手につけ込まれてボコボコにされるのがオチです。間違いなく。日々「スイッチオフ」の練習を地道に積み重ねるしかないと思います。
斜行雲手は外纏のほかに内纏と、先生が持ってある棍をくぐる練習を行いました。
番長さんは先生が構えて突き出される棍に入っていく練習も少しされていて、非常に難しそうでしたが、これを見せて頂いたことで、また改めて雲手がものすごく重要な位置づけなのだと思いました。
(ワタクシ個人的には、斜行雲手でも少しペースを速めに行うと後ろ足の引き寄せがいい加減になってしまっていましたので、また注意して練習しようと思います)
休憩後は十三勢二十四式…今日は最後まで一通り教えて頂けました!
今までは見よう見まねでやっていて、先生や先輩方の上半身ばかりを観察していたためか、重心のかけ方など下半身に関してはかなり疎かになってしまっていたようです(汗)
攬擦衣や野馬分鬃の目付け、各動作時の意識の持ち方なども教わりましたので、思い出せる限り練習しておこうと思います(滴水先生、追加の注意事項ありましたら…ぜひコメントお願い致します(^^;)
最後に…先日から門是や四言教をテーマに取り上げて頂いていて、今日は四言教の意味を滴水先生に解説して頂いたのですが、個人的にここ1年くらい何となく考えていたことを更に進めたような内容でしたので、ささやかな感激がありました。
余りにも浅い解釈なため語れるようなことはありませんが、まさに!!という感じです。
(あくまで今のレベルなりでですが)
しかし、言葉に酔うこと・解った気になることの虚しさは今までも散々味わってきましたので、これからは実際の錬功を通じて理想体現に近づいていきたいと思います。
本日もありがとうございました。皆さまお疲れ様でした。
※九章さん、いつもさり気ないフォローを入れて頂いてありがとうございます。

3 Responses

  • な~んだか、
    エイカンさんの詳細なレポートで、
    未熟な自分の偉そーな態度に、今さらながら時々恥ずかしさを覚えたりしています。ありがたいことです。
    昨日も帰り際に申しましたが、
    野馬分鬃は私が最も大好きな技法です。
    ですから、工夫も貯金もてんこ盛りですから、もしかしたら先々はぐっちゃんぐっちゃんになって頂くことになるかもしれません。
    ついてこれるかどうかはあなた次第です。
    十三勢では、とりあえず、砂塵を巻き上げて荒野を疾駆する野生馬になって頂きます。

  • 間違えました!
    <砂塵を巻き上げて荒野を疾駆する野生馬
    まずは、よく調教されて歩調正しく並足ができて、凛とした気品があるお馬さんになって頂きます。でした。

  • 「野生馬」はまだまだ先の段階という事ですね。
    とにかく数練習をしてからでないと何の話にもならないと思いますので、教わった内容を反復したいと思います。
    先日数年ぶりに元プロボクサーの友人と飲む機会があったのですが、彼の現役時代の話を聞くにつけ、何だか自分が恥ずかしくていたたまれない感じでした。
    トレーナーについて練習するボクシングにおいても、やっぱり一番大事なものは「主体性」であると…もちろん格闘競技と太極拳ではフィールドが違いますが、良い刺激を受けました。

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