錬修会 2010.11.21

本日は滴水先生・ニシムラさん・九章さん・安愚楽さん・ジーシャさん・レタスさん・CORINさん・私エイカンの8名でした。
 ・八段功
 ・基本式  (蹬脚・三撹水まで)
 ・九星式 単式:金剛搗碓-双按まで、連環式
 ・入門講座…鋪地鶏 雲手(?平円・?立円) 斜行雲手
 ・十三勢二十四式
 ・特別講座 (九章さん・安愚楽さん)
 ・斜行雲手 外纏3通り(三段打ち・巻き込み大・小)、内纏
 ・補習 八段功の応用 臥法・座法
今日の錬修会は、会員全員の「拳法に対する姿勢」を問い直し、認識を新たに今後取り組んでいけるための内容であったと思います。
通常であれば滴水先生は緊張とリラックスのメリハリあるご指導をされることが多いのですが、今日はいつになく厳しい表情で臨まれており、終始緊張した雰囲気の中での錬修会となりました。
練習の最初に先生が言われたのは『武術は現実である』ということでした。
滴水先生 『皆さんは、自分の全人格・魂の全てを込めて相手を打ち砕く突きを放つ覚悟がありますか?また、そういう攻撃をしてくる相手と対峙する覚悟はありますか?人を殴る、打ち倒すということは生半可で出来るようなことではありません』
滴水先生 『武術はマンガでもゲームでもない、「現実」です。教えるものが「現実」であるからには、教わる側が「現実」の努力を積み重ねていなければこちらも教えようがありません。そういう蓄積がなければ、いくら形が美しく上手に出来たとしても、「技」として他者を制することなど不可能なのです』
滴水先生 『五霊太極門では「法」の部分(門是などの教え)も真摯に学び心がけることが必要です。それを忘れて表面的に技を練習しても使い物になどなりません。心構えとして一番大切な部分が欠けてしまうと、断言しておきますが、どこへ行っても何を学んでも一定レベル以上にはなれません』
滴水先生 『五霊太極門では習熟度合いに応じて拳士補・正拳士という段階があります。しかし各人が一個の「拳士」として太極拳に取り組む、という意味では段階を問いません。皆さんにはそういう取り組み方をしてもらわないと、私は私の(亡き)先生に申し訳が立たないし、私の先生だってその先生に対して恥ずかしい思いをするのです』
正直申し上げて、今の私では先生のお話の意味を10分の1も理解できていないと思いますし、記憶違いや解釈の間違いもあると思います。
しかし先生のお話を聞くうちに、入門した頃の辛さがよみがえってきました。
自分なりに思い詰めて見学を決意した時に思っていたのは「この弱腰にどこかでケリをつけなければ」ということと、「人と争わなくて済むように強くあらねば」ということでした。
ホンネを言えば人と戦う想定などしたくありません。目を逸らしてゆけるものならば…
しかし、その嫌なものの中にこそ、自分が本当に見つめなければならないもの・取っ組み合わなければならないものがあるような気がして、逃げることが出来なかったのです。
そこからすると、本来、自分にとっての太極拳とは厳しく辛いものであるはずで、その前提を忘れかけていたために、最近は要らぬ迷いが生じていたのではないかと思いました。
後半は滴水先生が特別講座・入門講座を指導されている間、他のメンバーで十三勢二十四式を行いました。
自分は約半分(三盤落地)までしか教わっていませんが、その先は何度も見せて頂いているので、何とか少しでも大まかな形だけでも覚えたいと思いつつ…
今日は比較的時間が長かったため、大まかですが野馬分鬃まで順序が分かりました。
しかし野馬分鬃は先日時間外補習を受けたばかりなのに、一部動作が不明瞭…
レタスさん 「手の下ろし方どげんやったかな??」
安愚楽さん 「こないだ先生は何て言われてあったかなぁ」
エイカン 「後ろから回さずに、そのまま下ろされてたように思いますけど…??」
滴水先生 『こらこら!ダメですよ勝手なことしたら!ちょっと、全員集合!』
滴水先生 『この機会ですから皆さんに言っておきます。指導許可を与えられていない者が、指導を行うことは厳禁事項です!助言も同様、もしそれが間違いだった場合に責任が取れますか?これは門派によっては即破門になってもおかしくないんですよ』
滴水先生 『他の人の動きを見て興味を持つ・盗むといった事は大いに結構です。しかし武術において、皆さんは飽くまで私と1対1の関係なのです。質問がある時は直接私にしてください。もう一度言いますよ、会員同士では絶対に教え合わないこと!質問は直接私にすること!』
軽率なことをしたと反省しております。
申し訳ありませんでした。以後厳守いたします。
最後の雲手の時間で、これまでどうしてもシックリこなかった部分がやっと分かりました。
指と一緒に手首まで固めてしまっていたとは…今日の今日まで気付きませんでした。
練習後は八段功の臥法・座法を教えていただきました。
手の向きや上げ下げの方向が若干変わるのですが、半身不随で寝たきりになっても出来るように工夫された形もあるそうです。毎度ながら八段功は懐が深いですね。
さて、自分はどうしても野馬分鬃が気になったので滴水先生に質問をしてみたのですが、先生はそれをさえぎられ…
滴水先生 『エイカンさん、質問する意欲があるのは良いことですが、あなたにはやるべきことが山積みのはずです。今はそれらを脇目もふらずに行う時期なのです。分かりますか』
分かります…(まだ習ってもいない技の一動作を気にするなどと…)。しかし半端になってしまったものを放置するのは気持ちが悪いので、これだけは聞いておきたく…そう思ってショゲているのを見かねてか、先生は特別救済措置としてご指導下さったのでした。
改めて教わってみるとワタクシ案の定間違って覚えておりました…会員同士でアレコレ言い合うのは本当に危険ですね。改めてゾッとしました。
今日も帰り際お引止めしてすみませんでした、ご指導ありがとうございました。
週明け火曜あたりからまた冷え込むようですので、皆さまも体調管理にはお気をつけ下さい。本日もお疲れ様でした。

2 Responses

  • 急にこのようなお話になったのは、私の思い違いでなければ、私の間違いがきっかけだったのだと思います。意欲がなかったのは私です。会の皆さんは私と同じではありません。会、編成の件がご破算になってしまい申し訳ありませんでした。今後どうしていくはわかりませんが努力していこうと思います。

  • エイカンさん、
    <しかし半端になってしまったものを放置するのは気持ちが悪いので、これだけは聞いておきたく…
    悪くありません。そのしぶとさ(笑
    いつか本物にして下さい。
    私が申しましたのは門是以前の当たり前の話です。
    そして、基礎錬功で養うことが技能や技術だけだと思っているうちは、到底無理です。
    残念でした。

滴水 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です