錬修会 2010.9.19

本日は番長さん・Hさん・レタスさん・ジーシャさん・私エイカンの計5名でした。
…と、その前に滴水先生にお詫びをしなければいけません。
滴水先生はお仕事の都合で今週来週は来て頂く事が出来ず、その代わりに掲示板に練習内容を指示して下さっていたのですが…うっかり掲示板を見落としてしまっておりました。大変申し訳ありませんでした。
番長さんが急遽ニシムラさんに電話してHPを見てもらったりしながら、本日は以下のようなメニューでした。
・九星式 単式
・三十六式散手対拳 10手まで 単独での型練習
・十三勢二十四式 健身型
・推手
・圏手
・五硬捶
・八閃
三十六式散手対拳は距離をとって向かい合い、甲と乙でそれぞれの動作だけ復習したのですが…まだ練習が足りず細かな部分が怪しいので、大まかな動作を反復練習しました。
十三勢二十四式は、番長さんに演手捶まで私だけ別にチェックをしていただきました。
文字通り「体当たり」で指導して頂きましたので、軽く吹っ飛ばされたりもしましたが、摟膝拗歩の動作の意味を教わったり、怪しかった部分を確認できてありがたかったです。
推手はかねてより練習したいと思っていたことがやっと叶ってよかったのですが…やはり今日もメタメタでした。
使わない方の手の力は抜けず、押せば押し過ぎて体勢が崩れ、受けでは毎回相手の掌を胸にドスンドスンと食らい…もう難しさに悩みっぱなしな感じでした。
番長さんには『受け手が力を入れとるから押す方も疲れる』と言われてしまいましたが、早々と腕の力を使い果たした後はひたすらキツかったです。
推手をした日は帰りの運転で腕が笑ってしまって力が入らず大変なのですが、いつまでもこの調子ではいられないので、なるべく毎回練習したいと思います。
というわけで本日もお疲れ様でした。
先輩方から色々とご指導いただいたことも復習しておきます。ありがとうございました。
※番長さんに十三勢二十四式の演手捶を見て頂いた時に、自分が教わった形と違ったのでアレっと思ったのですが、ウチの套路(型)は随時革新がアリなのですね。
滴水先生から『基本的には新しいものの方が良い』という考え方を教わったときには『エーッ!?』と思ったりもしたのですが、動作が2つほど増えた最新の演手捶をとってみると…やっぱり新しい(今の)型の方が断然イイと思います(笑)
※コメントで訂正を頂きました。演手捶については当初から変わっていないそうです。
 記憶違いのようで失礼致しました。

3 Responses

  • いや、
    二十四式の演手捶の左手は当初から変えていません。
    下に抑えて上にたくし上げてから捶撃です。
    九星で最近特錬したのは閃手という方法で、本来はまだ先の(ちょっと秘密の)応用技法です。
    また、母拳の十三勢では、錬度によって変えます。
    推手は、ウチ特有の乱暴な口伝では、推手自体を長時間やってとか、衝捶をたらふくやって全身がくたくたになってからが推手本来の技能がよく錬磨されることになっています。
    リキみたくてもリキめなくなってからが、「ざまあみなさい!」で愉しいのです(笑
    私のときは、4、5時間単推手だけとかあったりしましたので、初期のころは丸一日箸が重くて食事に苦労したことがありました。

  • 思い切って、一般論として補足しますが、
    新しい技術や技法には過去の工夫に立脚した上でさらに新しい高度な技術が加味されていることや、以前なら表面には現れにくい細かく繊細な技術を強調して、わかり易く表現されていたりするのですが、それを理解できないレベルの人がその裏づけとなる蓄積も知らずに、映像などで見た目や表面的な形だけを移してしまい、さらにそれを初心者がコピーしてしまったりしますので、貴重で高度な技術も全く意味を成さずに形骸化されているケースが多いのを感じます。
    苦し紛れに、全く当初の意義と異なる解釈で教授されていることも多いようです。
    ものがよくても、その人が正しく理解して体得しているかどうかで大違いなんです。
    ただ、見よう見まねでも器が正しく美しくできていますと、意味を知らないままでもあと一歩のところまでできてくる天才的で幸運な人がたまにいることがあります(その意図で編纂されているケースがあるかもしれません)。そこまでのレベルまでの工夫と努力は並みではないことでしょうから、ある意味で尊敬に値します。
    ただ、よいきっかけさえ与えてあげられれれば、レベルが一変することだろうと思いつつ、歯がゆくも思いつつ、もったいなく思いつつ、そんな感じです。
    晩年の名人達人の映像がいくらでも入手できる現代は素晴らしいと思いますが、どんなに見た目を立派にコピーしても薄っぺらで、もっと悪いのは、本人がそれをうっすら気づきつつフタをして誤魔化してしまうことです。
    以前は、人は人と思ってましたが、最近、使命感といいますか、大義といいますか(この道に身を置かせていただいているご縁という程度のことですが)、これではいけない!と思うようになってきました。ですから、ここではずいぶんぎりぎりまで踏み込んでみる愚行を敢えてやってみています。
    当門のことに限定した内容にするように工夫していますが、他派の方で疑問や反感を呈しておられる方も多いことだろうと思います。
    歳をとりましたせいか、最近、気を使うことも面倒になりましたので、時々手抜きして言葉足らずになりますが、ま、わかる人だけわかって貰えればの田舎者の高慢なスタンスですので、心優しく放置で願いたいものです。

  • あ…では演手捶は記憶違いでしょうか(汗)
    今度また改めてご指導お願い致します。
    推手をすると自分の力の使い方のおかしさをヒシヒシと感じますが、この愕然とする感じが新鮮と言うか何と言うか、私的にはとても貴重な体験をさせて頂いていると感じます。
    今週末は少しでもマシにできるよう頑張ります。

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