エイカンの太極拳修行記 in 福岡 【見学&体験練習・後編】

見学&体験の後半は『推手・圏手』でした。
圏手は滴水先生とペアになって教えて頂きました。
滴水先生 『はい、じゃあ受け側の人は力を抜いて構えてください。エイカンさんも受けの時は力まないように腕をこう…では始めます』
この動き…なるほど、だから<けんしゅ>と呼ぶのですね。
そう思っていると早速先生からご指摘を受けました。
滴水先生 『エイカンさん、もっと力を抜いていいですよ』
う……はい、ワタクシ全く力を抜けていませんでした。
だって、『そんなフォームだとココに隙が・・・ほれバスドスッ』とかあったらと思うと(怖)
もう腰は引けるわ力は入るわで。立ち姿もさぞかし珍妙だったろうと思います。
(どんなトラウマ持ってるんでしょうワタクシ・汗)
でも滴水先生は初心者に対してそういうことは全然なかったので、気合イッパツ、深呼吸をしてから思い切って力を抜いてみました。
滴水先生 『お、だいぶ力が抜けましたね。でももっと抜いてみてください』
エイカン 「ぐっ…け、結構抜いてると…思うんですけど(必死)」
滴水先生 『ん~?でもこうすると、ほら。ね』
エイカン 「あっ!うわぁホントですね、力んでたの全然意識できてなかったです…」
これはまさに目から一枚目のウロコが落ちた瞬間でした。
圏手は初めて知りましたが、とても有効な練習方法だと思いました。
推手は…当日やった記憶がないので、多分見学していたんだと思います(汗)
(推手の攻防スピードが予想以上に速くて驚いた印象はあります)
そして練習会が終了。
ここで、思っていることや不安を先生に相談させて頂きました。
エイカン 「自分は太極拳の武術的な面に興味があります。でも組手・散手は経験がなくて、歯や骨が折れるかもとか、恐怖感も強いです。そのあたりはどういった練習になるのでしょうか?」
我ながら情けない質問だとは思いますが、でもこれが正直なところでした。
武術を練習する怖さと、武術を知らない怖さ…この2つの怖さの間で、思い詰めたような気持ちになっていたのでした。

2 Responses

  •  脱力は、身体だけのことではないんです。心気からほぐさないと。水が方円の器に従うように自由にならなければなりません。
     砂時計をひっくり返したら中の砂が下に落ちます。当たり前のことですが、この当たり前の法則が他者の心気に触れただけで壊れてしまう自分を見つめるところからがスタートです。(この砂時計を見つめるというのは、本当に砂時計を見せられて教えを受けました。砂が落ち始めるのは、「ひっくり返した途端!」なんです。これが重要な教示でした)
     具体的には、まず開放することを覚えてから、そこからスイッチのオン・オフを覚え、自在な転換に至ります。
     慣熟しましたら、精神を集中しながら脱力できるようになります。
     

  • まさに今の自分はひっくり返しても砂が落ちない砂時計だと痛感します。
    自分の現状には愕然としましたが、こういうことを意識できたことはそれまでなかったため、大変に有意義だったと思います。
    自身を見つめるほどに凹む心を励ましつつ…
    まずは開放が出来るよう、地道に頑張りたいと思います!

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