本日は久々に「衝捶」を指導していただきました。
この「衝捶」という技法は、もっとも初歩に学ぶ技法(突き)でありながら、他のあらゆる技法と関連し、また衝捶の錬功度が全ての技法の錬功度を表すと言っても過言ではなく、当会ではもっとも重要な技法であり錬功法であると言えます。
故に拳親館では、定期的に衝捶のチェックがあります。
ここのところ個人練習では短捶の形で練習していたせいか、一旦、脇に構えて力を溜めてから突く癖が付いていたようです。この日、基本式の?膝拗歩でも注意されましたが、始点で全身が一斉に起動し、終点で力が集中するようしていかなければなりません。
他に頂いた注意点は、過去にも指摘を受けたものばかりで、どうも全力を出すとまだまだ欠点が顕になるようです。この日は新たな意念の指導も受けたので、一度バラして組み立て直したいと思います。
衝捶も初心の頃は、気合と勢いで突いていましたが、段々と力のロスを無くし、様々な要求を満たし、より精妙に仕上げていく必要を感じます。
この日は、十三勢の開合の金剛搗碓の指導もありました。起落も呼吸主体でしたが、開合の場合は呼吸を操る段階のような感じがしました。
最後に宿題を与えられたので、色々と考えてみたいと思います。
本日もご指導ありがとうございました!