門規五戒

説明をつけて再録しておきます。
※ 門規五戒 ※



 一、不可弄拳;技術や技量を誇り他に自慢してはいけない。武技は一般社会生活の場に於いては脅威を与えるものであり、常に慎む心を忘れてはいけない。
 一、不可比拳;無用・無意味、不必要な腕比べをしない。無許可の対外試合はこれを禁ずる。修錬の為の対手は互いに益するものでなければならない。
 一、不可用拳;他に選択肢がなく、やむを得ない事由がある時以外は用いない。私闘・喧嘩に用いてはならない。これを回避する知恵と工夫にこそ日頃の修錬の成果を活かすべきである。此則保身也。
 一、不可利拳;拳法・武術によって名利を求めない。武徳は陰徳であるべきと心得、功名を求めてはならない。
 一、不可売拳;商売にしない。商売に利用しない。
参考までに、私が日高師父より拝していました五つの誓約について記しておきます。
※誓詞五戒
 一、不言;不必要に他人に言わない。
 一、不現;不必要に他人に見せない。
 一、不用;私闘に用いない。用いないですむように身の処し方に気をつける。
 一、不伝;安易に他人に教えない。
 一、不売;生業や商売にしない。
伝え聞くところによりますと、現在の陳家小架伝の正宗の系譜におかれましても、これとほとんど同じ内容の戒めの詩句が伝承されているそうです。嬉しいことです。

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